とっかりセンターのアザラシランドは迷子のアザラシの保護施設
とっかりセンターのアザラシランドは、
どんな施設なの?
群れからはぐれたり、ケガをしているアザラシを
保護している施設です!
なかには、施設で繁殖したアザラシもいます。
アザラシランドは、群れからはぐれたアザラシを保護し、飼育する施設
流氷の時期に前後してオホーツク海沿岸に姿を見せるアザラシたちが迷子になったり、ケガをしたりしたときにだけ、保護、飼育している日本で唯一の施設です。
えさの時間には、係員の説明と聞きながら、アザラシたちを間近に生態観察できます。
アザラシたちが繁殖期のため、
3月13日~4月28日までのえさの時間を
1日3回(10:30/13:30/14:30)に変更致します。
開館時間について
10:00~16:00
開館時間中いつでも入場可能です。
入館料
大人 200円
小人 100円 (小中高)
幼児 無料
入口は、コイン式ゲートです。
出入りの際に、100円玉が必要です!
えさの時間
毎日5回のえさの時間には、係員の説明を聞きながらアザラシたちをまじかに生態観察することができます。
♦毎回約5分の解説を行います。
※「アザラシランド」では、アザラシのえさやり体験は行っていません。
すぐそばの『アザラシシーパラダイス』でえさやり体験ができます!
↓↓↓あわせて読みたい えさやり体験↓↓↓
北海道紋別市『アザラシシーパラダイス』にアグがいます!
- 1回目 10:30
- 2回目 11:30
- 3回目 13:30
- 4回目 14:30
- 5回目 15:00
※現在は中止しておりますが、最後に記念写真を撮影できる時間があります。
♦動物の健康状態やその他の都合により中止・変更することがあります。
アザラシの保護活動について
アザラシランドでは、オホーツク海に生息するアザラシの保護活動を行っています。
【ガリンコ号】Garinko Go
=流氷を砕く大きなドリルで突き進む船=
オホーツク海の冬に見られる流氷を砕く大きなドリルで突き進む観光船【ガリンコ号】。
砕けた流氷と海水が織り成す神秘的な色彩や、砕かれた流氷が船体横から浮き上がってくる
迫力満点クルーズ。
オホーツク海の流氷観光を行っている会社が
アザラシの保護活動を行っているのね!
通報・現場到着
怪我をしたり、弱ったりしているアザラシがいるとの通報を受け、職員が出動します。現場までは車で2時間以上かかることもあります。
現場に到着したらまず、アザラシの状態を確認します。痩せ具合や怪我をしていないか、動く元気があるか等を見て、保護が必要だと判断されれば、センターへ連れて帰ります。
保護収容
アザラシペン(アザラシの病院)の個室に収容し、さらに詳しく検査をします。体重や体長等の計測、心臓や呼吸の音を聴いたり、血液検査をしたりして、症状に合わせた治療を行います。
保護したばかりのアザラシは、体温の低下を防ぐため、水には入れずに陸上で飼育します。寒い日には、電気マットやペットボトルにお湯を入れた湯たんぽを使い、保温をします。
強制給餌
とっかりセンターでは寄生虫感染を防ぐため、一度冷凍した魚を解凍して与えています。
しかし、野生のアザラシは、死んでいる魚が餌だと分かりません。
そこで、アザラシの口の中に魚を押し込み、「これがごはんだよ」と教えます。
これを「強制給餌」と言います。魚のほか、海獣用のミルクや魚のミンチ等、保護したアザラシの週齢に合わせた餌を与え、体力の回復を図ります。
水中飼育
元気になり、自力で魚を食べられるようになったら、プールに水を張り、泳ぎのリハビリを始めます。
久しぶりのたくさんの水に、初めは驚いてしまう子もいますが、すぐに慣れて楽しそうに泳ぎ出します。
とっかりセンターのアザラシランドはどんな施設?まとめ
流氷の時期に前後してオホーツク海沿岸に姿を見せる迷子になったり、ケガをしたアザラシたちだけを保護、飼育している日本で唯一の施設、とっかりセンターのアザラシランドをご紹介しました!
えさの時間には、係員の説明と聞きながら、アザラシたちを間近に生態観察できます!
夏休みの自由研究につかえる題材をいっぱい発見してください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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