全国名水百選に選ばれた龍が窪の池は、ブナ、ミズナラ、ホオノキなどが茂り、初夏にはミズバショウが咲く、神秘的な森の中にあります。
いたるところから湧き出す水により、池の水は1日で全部入れ替わってしまうため、決して濁ることがないといわれています。
心まであらわれるような景色が湖面にもうつしだされ、疲れた心を癒してくれる龍ヶ窪をご紹介します!
龍が窪は紅葉も見逃せない!いちどは訪れてみたい魅力とは?
「龍が窪」の観光シーズン
「龍が窪の池」の観光シーズンは、春から秋にかけて。
雪深いところですので、冬期休業です。
龍が窪の池は、大量の地下水によって形成されている池です。
毎分30トン、日量43,000トン。約1.2ヘクタールの池は1日で全て入れかわることになり、決して濁ることがありません。
春から夏にかけて、緑が湖面に生えて涼しげです。
さらに、木々が色づく秋の紅葉シーズンには、鮮やかに湖面を彩ります!
龍が窪の由来は?
日照りが続き食べ物も水もなく苦しんでいた村人たちを助けるため、一人の青年が昼寝をしていた龍の卵を村へ持ち帰ります。
卵の中にいた龍の赤ちゃんが助けを呼んだだため、取り戻しに来た親の龍は怒り、村人たちを食い殺そうとします。
しかし、子どもだけは助けてほしいと村人たちに懇願され、その村人たちの必死さに心を打たれた龍は、三日三晩雨を降らせ池を作り、村を救いました。
それから、村人はこの池を「龍が窪」と名づけて大切にし、神社を建て、龍神さまをお祀りしているのです。
むかし話に出てくるような神秘的な由来を持つ場所なのですね。そこも魅力的です!
龍が窪の行き方は?
クルマ利用の場合
■関越自動車道「越後川口IC」から車で60分
■関越自動車道「塩沢石打IC」から車で60分
■駐車場/有料
電車利用の場合
■JR飯山線「津南駅」からタクシーで15分
念のためにお帰りのタクシーの手配もしておいた方が良いでしょう。
◆◆所在地◆◆
新潟県中魚沼郡津南町箭内6217
■問い合わせ先
津南町観光協会
■電話番号
025ー765-5585
龍が窪の池の所要時間はどのくらい?
撮影スポットまでは、駐車場から徒歩5分程度ですが、
池の周辺を散策しても1時間弱くらい。
駐車場から歩いて1分のところに飲料水として飲むことができるポイントがあります。
水は無料ですが、末永く池の環境を守るため、募金箱が設置されています。
持ち帰れる容器などを持参してもいいかもしれません。
◆◆注意事項◆◆
龍が窪の池は、大量の地下水によって形成されている池です。
毎分30トン、日量43,000トン。約1.2ヘクタールの池は1日で全て入れかわることになり、決して濁ることなく池水を清冽な状態に保っています。
池の周辺の自然環境がすぐれていることから、1974年、新潟県の自然環境保全地域に指定され、現在まで地域住民の生活用水として大切に守られています。
龍が窪のまとめ
全国名水百選に選ばれた龍が窪の池は、ブナ、ミズナラ、ホオノキなどが茂り、初夏にはミズバショウが咲く、神秘的な森の中にあります。いたるところから湧き出す水により、池の水は1日で全部入れ替わってしまうため、決して濁ることがないといわれています。心まであらわれるような景色を堪能できる龍ヶ窪をご紹介しました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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